妊活ストレス インスタ投稿でわかるメンタル不調レベル |

妊活ストレス インスタ投稿でわかるメンタル不調レベル

スマートホンを見る女の子二人

妊活中でインスタやSNSを利用している人、見ている人は少なくないでしょう。

自分が投稿しているとしたら、ちょっと振り返ってみると

自分の心が随分と精神的につらさを抱えているのかもしれないという事に

気づくことができるかもしれません。バーモント大学のクリス ダンフォース教授(数学・自然科学)

の研究ではインスタの投稿の特徴によってうつやメンタルの不調の傾向があるかが分かったと

発表しています。

 

インスタグラムの投稿写真からうつ病やメンタル不調を発見できるかも

インスタグラムは、10代・20代・30代女性を中心に、写真などを共有する

ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の中でも人気が高く、ユーザー数の多いサービスですよね。

妊活中で妊活アカウントを持ち、インスタをしている女性も少なくないかもしれません。

そのインスタグラムに投稿された写真の中に、投稿している人がうつ傾向やメンタルの不調があるかどうかを

予測するのに、有力な手掛かりがあることがバーモント大学の研究で示されたのです。

インスタグラムに投稿された写真を、コンピュータによる機械学習により解析したところ、

うつ状態のを見つけ出したその正確性はなんと70%と高かったのです。

一般診療の医師による診断では42%といわれており、それを大きく上回ったようです。

この研究は、データ解析を専門とする科学誌「EPJ Data Science」オンライン版に発表されたものです。

 

うつやメンタル不調の人の投稿ではこんな傾向が

インスタグラムの投稿画像や、過去3年間の精神疾患のを患っていたかなど

研究グループに情報提供することに同意したユーザー166人の

投稿画像4万3,950点を解析しています。

コンピュータのプログラムを用いて、投稿写真の特徴からうつ病を予測するモデルを開発しています。

画像の明るさや色彩、陰影の状態について、これまでの心理学研究で明らかにされた

病識をともに解析した結果、166人のうち71人にうつ病の既往があったが、

健康なユーザーの写真と比べてメンタル不調のユーザーの写真には

青みが強く、明度や彩度は低い傾向がみられたのです。 

 

インスタグラムにはスマートフォンで撮影した画像を自分の好きなようにフィルタで加工

できる機能が付いているため、健康なユーザーはバレンシアのような暖色系の明るい色調に変える

フィルタを好む傾向があるのに対し、

うつ病のユーザーはグレーやセピアの色調やモノトーンに変えるフィルタを好む傾向がみられています。

心のなかの充足感や幸福感といったポジティブな感情をもてているほど、

見える世界観もちがってくるのかもしれませんね。

 

さらには、うつ病のにかかったことがあるユーザーは健康なユーザーと同様に、

人を撮影した写真を多く投稿しているのだけれども、

ある特徴があったようです。

それらの写真では人が少なく写っていることが多く、さらに自分を撮った写真でも顔が小さく写っていた

ようです。

これは社会的な相互関係と自己承認の低下を示している可能性があると推測されていて、

これを実証するにはさらに多くの研究が必要だといいます。

自分へのイメージが影響している可能性があるのかもしれないということです。

 

妊活ストレスでは自分への評価も下げてしまいがち

妊娠できない自分に対してストレスを感じたり、

周囲の妊娠報告に焦ったり傷つきながら、妊娠できていないことが、

周囲と比べて自分の価値そのものが低下してしまうかのように捉えてししまいがちです。

不妊ストレスは心身症レベル、不妊治療をしていると鬱々と感じてしまうという人が

少なくはありません。

自分の価値が下がっている気がする、自分は社会やみんなからおいていかれている気がする

なんだか楽しめない、幸せではないなんてストレスを強く感じていたら

インスタの投稿もちょっと振り返ってみるとよいかもしれません。

自分の心の状態に早くに気づいてあげられる一歩につながるのではないでしょうか。

またこの通りではないから安心ということでもなく、

妊活ストレスはためすぎていてもさらなる不妊リスクを高めてしまうため、メンタルケアを心がけていきましょう

 

参考文献

When You’re Blue, So Are Your Instagram Photos(バーモント大学 2017年8月7日)
Instagram photos reveal predictive markers of depression(EPJ Data Science 2017年8月8日)

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、自然妊娠カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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