潜在意識で妊娠する 妊活ストレスケアが効果的

潜在意識で妊娠する 妊活ストレスケアが効果的

妊娠しやすい体つくりに欠かせないというのが、ストレスのケアだということを

ご存知でしょうか。ストレスはイメージからも抱えていない方がいいのかなぁって

漠然とは思うでしょうが、妊活中は特にストレスのケアが大切になります。

 

妊娠しやすい体作りってどんな事?

バランスの良い食事を心がけること。適度な運動、睡眠、休養、それからメンタルヘルスも大切です。

自分の心と体に関心を持ち、基礎体温をつけたり、必要な検診を受けたりしながら、

トータルでいい状態を保っていくようにしましょう。

オムロン妊娠しいやすい体作り

 

 

ストレスに対応しようと働く脳の機能はホルモンを司っている機能と同じですので

ストレスが強いと排卵や黄体機能に影響を与えることは知られています。

例として、ストレスで生理が遅れた、という経験をされた方は少なくないのではないでしょうか。

ストレス妊娠できない

 

妊娠しやすい体つくりは体もこころもよい状態で健康的であることが大切です。

WHOの健康の定義でも、身体的にも、心理的にも、社会的にもいい状態であることが

大切とさせています。妊娠しやすい健康的な体というのは、

生活習慣をはじめとした運動や食事に気をつけた身体面の健康状態はもちろんですが、

心理的にもいい状態を保つことが大切と言えるでしょう。

妊娠しやすい体つくりにはメンタル面のケアやストレスケアがとても大切になるでしょう。

 

ストレスが不妊体質を作る

脳にある視床下部が生殖ホルモンをコントロールしています。

ストレスを感じると、この視床下部がストレスに反応し、生殖ホルモンの分泌が後回しにされてしまいます。

生殖ホルモンの分泌が滞ると、ホルモンバランスが崩れ、

生理周期が乱れたり、排卵機能が低下したりするため、不妊につながります。

そして不妊の状態が続くと、さらにストレスを引き起こすという悪循環に。

ストレスが不妊を引き起こす

 

生理不順や無月経とストレスは密接な関わりがあり、大きなショックを受けたり、

激しいストレスを受け続けたりすると、排卵や生理が止まってしまう場合があります。

男性側もストレスが多い場合、勃起力や造精・射精機能が低下しやすくなります。

ストレス 妊娠しにくい

 

ストレスは、自律神経に働きかけたり、内分泌系に影響がでて、

ホルモンバランスが乱れるようになってしまいます。

妊娠しやすい体つくりにはストレスのへのケアが必要であり、

男性も女性にも同じことがいえますので、妊娠したいと思ったら、

生活習慣に気をつける事もそうですが、メンタルケアにも取り組んでいきましょう。

ストレスは無意識に浮かんでくる自動思考とその思考の枠組みをつくる

スキーマと呼ばれるものによってその後の人の反応や感情、行動にまで影響が出てきてしまうと

いわれています。

 

不妊では焦りや不安といったストレスもたくさん

不妊のストレスは、長期化すればするほど蓄積し、さらにつらいものとなっていきます。

不妊で悩む女性の心理はその期間によって変化していきます。感情の振れが大きくなり

情緒不安定になってイライラしたり悲嘆してしまう時期もあります。

悪循環をどんどん生んでしまうからこそ気をつけたいのが妊活ストレスです。

さらに、ストレスが妊娠確率を下げる、認知行動療法が着床率を高めるといった事は

あまり知られていない事かもしれません。

体外受精や顕微授精を受けているカップルへの心理療法は妊娠率を高めることが発表されました。

ストレスをやわらげ、妊娠率を改善するのに効果的であるという最新の研究結果が、

デンマークのオーフス大学の研究グループによって発表され、ストレスを

認知行動療法によって和らげていくことが妊娠率を改善させるというのです。

 

不妊は長期化すればするほどストレスがかかり、またそれが、人間関係や身体への悪影響になるなどして、

より事態を複雑にさせていってしまいますから、ストレスコントロールしていくことが

妊活中は大切なスキルになりますね。

 

ストレスは無意識にたまってしまうもの

心理学者ベック博士が考案したうつ病の認知療法では、うつ病といった病気は、

思考の障害(thinking disorder)”という観点からとらえなおすようになりました。

これがうつ病の認知モデルであり、ストレスを軽減させていくためにこの理論は

治療的にも応用されるようになったのです。

ベックの認知療法は「自動思考」と「スキーマ」という概念に着目する理論で、

うつ病などの際のセルフ・カウンセリングで用いられています。

自動思考とスキーマは、潜在意識からの働きかけで無意識に発動してしまっています。

そのため、ストレスのケアをしていく際には、無意識からの自動思考やスキーマを

注意深く観察し、捉え方を再構築していくという必要性があります。

 

潜在意識を使った妊娠引き寄せの成功法則

物事を成し遂げるためには、目標を達成させるための良い行いを増やし、

悪い行いは減らすという絶対法則があります。

妊娠引き寄せでもこれは当てはまります。

ストレスだらけ、不規則な生活をおくって不健康ではやはり妊娠はしにくいでしょう。

潜在意識を使って妊娠を引き寄せるには、

自分自身のストレスをケアして、冷静に、自分をコントロールする力を

発揮できるようにしてあげることが大切です。

感情に飲まれてネガティブになって落ち込んでいてもうまくいくものもいかなくなってしまいます。

そのためには、まずは自分の不妊ストレス度をチェックして、その軽減を図るようにしましょう。

不安になって焦って、ずっとそわそわしたり、うまくいかないと落ち込んでいるところから

脱却していきましょう。

 

潜在意識をうまく使って妊娠引き寄せるプログラム

心をいい状態に変える事で、潜在意識をうまく使えば、欲しいものが手に入る。

願望が達成していきます。というのも、人が成果や成功を手に入れるには、

望んだ欲求を叶えるには、行動が必要であり、その行動の結果が今の現実です。

その行動がいつも通りだと、いつも通りの結果しか受け取れません。

ではどのように行動をかえたら妊活では子宝に恵まれる、妊娠という成果を手に入れられるかチェックしましょう。

妊娠を引き寄せるための潜在意識をうまく使ったプログラムは以下のステップです。

 

・安心の心を作りポジティブを構築

・イメージによって潜在意識を活用

・いつでも受け取れる心をつくり今すべき事に集中

 

そのためには、イメージを使ったイメージングやよりリアルに感じるためのビジュアライゼーション

、認知行動療法そして今に心を持ってくる呼吸法瞑想やマインドフルネスも有効です。

日々の生活習慣そのものもメンタルに影響を与えもするため、生活習慣そのものも見直しておきましょう。

 

ストレスを軽減するセルフケア

睡眠を適度にとる

睡眠不足の場合、精神的にも影響が出てきてしまいます。

睡眠不足の場合は、睡眠負債とも言われ、その不足分を寝だめで取り戻すことが

難しいといわれています。そのため、睡眠時間は7時間~8時間は

確保したいところです。睡眠不足ではイライラしたり、日中の集中力なども欠きやすく

仕事でも失敗やミスにもつながってしまい、妊活以外でもストレスを抱えやすくなってしまいます。

睡眠時間はしっかり確保したいところですし、朝はできるだけ同じ時間に起きるようにしましょう。

また寝すぎにも注意です。寝すぎの場合も、疲れやすくなったり、体内の炎症レベルが高まり

CRP値が上昇してしまい免疫バランスが崩れてしまいます。

 

運動をする

運動して汗を流すことで、脳内にβ-エンドルフィンが分泌され、ストレスが発散されます。

また、心肺機能が高まり、血行も良くなるため、冷えの改善にも効果的となります。

効果的な運動としてはウォーキングやちょっと息が上がる程度の運動を

心がけていきましょう。

体を動かすと、自然と精神的にも楽しくなってやる気が出てきます。

ネガティブになって落ち込んでいるときほど、思い切ってスキップしたり、

走り出して体をとにかく動かしてしまいましょう。

体を動かすと、心も不思議と柔らかくなります。

 

リラックスできる手浴・足浴

お風呂のお湯にゆっくり浸かることで体が温まって血行が良くなり気分も落ち着きます。

お風呂の湯の温度をやや低めにし38~40度の少しぬるいかな程度にして

10~15分くらい入浴すると、リラックス効果も高まります。

入浴できない場合でも手浴や足浴でも充分リラックス効果が期待できます。

北海道大学の矢野氏らの研究では、手を38度のお湯につけるだけで、

痛みの軽減や、爽快感が増し前向きな言葉が増えたという報告もあります。

 

ハーブティーやアロマ

ハーブティーやアロマオイルにはリラックス効果があり、鎮静作用や抗うつ作用もり

自律神経を整えるのにも役立ちます。

カモミールティー摂取後には抹消の体温の上昇や、ストレスを感じると増える唾液アミラーゼの活性が

唾液アミラーゼ活性が低下するという反応をおこすと報告もあります。

ほっと一息ついたり、あったかい飲み物で精神的に抱えていた

心をほぐしてあげましょう。

 

食事のバランスを整える

血糖値が安定しない糖を多くとる食事をしていると、

血糖値の乱高下に気分も不安定になりやすくなります。

血糖値に影響を与えないよう、低GI値の食事をとるように心がけましょう。

甘いもの、糖質が多いものを控える事で、

精神的に安定するばかりでなく、卵巣や卵子への良い働きかけに

つながりますよ。

 

パートナーとスキンシップ・マッサージ

夫婦ふたりの時間を大切にし、ゆったりと二人でデートや旅行を楽しんだり、

ゆっくりお茶を飲んだり、話し合ったり、2人で過ごせる時間を大切にしましょう。

愛情を深めることで心が安定します。スキンシップやマッサージでは

オキシトシンという愛情ホルモンが分泌され、関係性がよくなり、精神的にも安定します。

精神的なストレスがかかると、副腎皮質ホルモンの「コルチゾール」の分泌が増え、

このコルチゾールがまた悪い働きをしてしまいます。

コルチゾールはストレスの度合いを測る際に利用されるホルモンですですが、

さすったりといったマッサージを受けたり行うことでコルチゾール値が下がることがわかっています。

 

笑ってみる

クラフト・プレスマンの研究ではフェイクスマイルといって

笑った顔をするだけで、実際に楽しくて笑ったわけではなくてもストレス度が

軽減したという研究結果があります。

口を横にして笑った時のような表情をつくれば、脳では笑っている・楽しいんだと

いう反応が起きているというのです。

楽しくなくてもまずは笑ってみる。夫婦二人で笑いあうようにしてみるのも

ストレス軽減にはとても効果的ですね。

 

ジャーナリング・日記

書き出すという作業は、精神的に安定するにはとても有効な手段です。

自分で人に話すのとは違い、つらかった場面を何度も話して苦しむという事も

ないですし、良かったことを3つだけ書くという事でもポジティブ感情が高まっていき健康的になれます。

ポジティブ心理学のセリグマンの研究によると、Three good thingsを1週間続けるだけで、

その後半年間にわたって幸福度が高まり、抑うつ症状が改善される傾向があらわれるといわれています。

たったこれだけでこの先の幸福度が高まりストレス度が軽減されるなんてすばらしいですよね。

しかも方法はいたって簡単です。

就寝前にその日あった良いことを3つ紙に書くだけ。大きなことでも、小さなことでも、

良かったと自分が思うことであれば何でも紙に書いて記録することを1週間続けるだけです。

 

自己イメージを高める

自己イメージとは、自分に対するイメージの事で、セルフイメージとも言います。

セルフイメージとは、自分が自分のことをどう思っているのかという自己像の事です。

心理学では、セルフイメージが人格の基本だと考えられています。

この人格が人間関係にも影響がでてきます。

心の中に不安要素が多いと、人間関係も不安で相手を信頼できない、疑ってしまうという事が

起きて人間関係を自ら壊していってしまいます。

また嫌われることをひどく恐れるがあまり、人の目を気にしたり、疲れる事も多いです。

妊活中は夫婦の関係性が良い事もとても大切ですし、

職場の人間関係、不妊治療などを受ければその先の人間関係をよく保てること、

妊娠できない自分でも友達と変わらず良い関係を築くことも大切です。

そのためには、セルフイメージを高めるようにしましょう

 

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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