妊活でもライフスタイルの改善 習慣化に必要な要素とは?

妊活でもライフスタイルの改善 習慣化に必要な要素とは?

妊孕性への影響は、ライフスタイルの影響を受けていることが分かっています。

妊娠できなくなってしまう原因が、私たちの日々の生活にかかっているというのです。

それを積み上げた習慣をどう変えていくかがポイントになるのですが、

人はどうしてもその習慣を変える事に難しさを感じますが、うまく習慣を変えていくには

ポイントもあります。

食事・睡眠・運動・ストレス・体型などは妊活でも重要な要素になっていますよね。

ビクトリア大学の研究をもとにジム通いをいかに習慣化させたか

そのポイントになる魔法の数字を見ていきましょう。

 

習慣化に必要なのは週にどれくらいの回数なのか

三日坊主なんて言葉もあるくらい、始めてはなぜかやめてしまう。

頑張るんだけど、成果が出る前にやっぱり飽きてやめてしまう。

それは習慣化ができていないから。

特に何か新しい習慣を身につけ値という場合、今までしていなかったことを始めていくときは、

その人にとって難しい事おほどつい投げ出してしまう事があるのは、

習慣化させるまでにはある程度繰り返し繰り返し行うというのがポイントになっているから。

 

どれくらい人は繰り返すと、習慣化ができるのかというと、その魔法の数時は「4」に

あったようですよ。

ビクトリア大学の研究(1)で、ジムに加入したばかりの男女111人を対象にして、12週間ほど観察し

ジム通いが習慣化した人はどういった人で長続きしなかった人はどういう人だったのかを

みています。そして、ジム通いの習慣がつくのに、最も関係していたのが、

通った頻度だったと言います。週4回以上通った人は習慣化し、それ未満だった人は

習慣化しにくかったのです。

 

6週目以降がカギを握ってくる習慣化

通う頻度は週に4回以上でもそれ未満でも、はじめの6週までは大して違いがないものの、

6週から12週間で比較した場合には、通う頻度が4回以上の人たちは習慣化したのに対し、

そうでない場合は徐々にやめていってしまい、始める前くらいに戻ってしまったといいます。

まず1に6週目くらいに人は徐々にフェードアウトしてしまう罠が待ち受けています。

そのため、何か新しい習慣を身につけようと思えば、

週に4回以上入れ込めるようなものにして回数を増やすことをポイントにしてみてください。

 

逆にこれより少ないと、結局人はそれを習慣化できずになんとなくやめていってしまう

傾向がかなり強くなるという事ですね。

さらに、何かの効果を得ようとする場合は、

最低3ヶ月とかもかかっていくため、初めから週4回以上続けられる形でスタートを切る事を

意識してみてください。

新しい習慣化のためには簡単に楽にそしてとにかく回数を増やすこと。

魔法の「4」ルールを守ってみてくださいね。

休んでもいい日もあるけれど、週の半分以上は取り組む内容でスタートを切るという事です。

 

まとめ

不妊の人と、そうでない人の違いとして運動習慣というものもありますよね。

適度な運動習慣をつけるためにも週に1回の何かに通うよりは、

週4回以上取り組めるものであるほうが、習慣化しやすいといえますね。

ウォーキングなどは本当に1日にちょっとの時間からでいいから回数を4回以上取り組むことを

意識してみてくださいね。

 

悪い習慣を変えていくときのポイントはこちら 悪い習慣を良い習慣に置き換えるテクニック

 

参考文献

2015 Aug;38(4):652-63. doi: 10.1007/s10865-015-9640-7. Epub 2015 Apr 8.Exercise habit formation in new gym members: a longitudinal study.

 

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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