妊娠したのに流産・それを繰り返すに悩まないための対策 |

妊娠したのに流産・それを繰り返すに悩まないための対策

不妊治療を受けていますが、流産と不育でこれから先が不安です…

不妊症で悩み不妊治療中にさらに不育症で悩む方が増えています。

妊娠できて本当に嬉しい気持ちいっぱいでいた直後、

流産の知らせには、絶望に近い悲しみを迎えなくてはなりません。

 

妊娠できない、流産の不安

不妊治療を受けながら、流産と不育でこれから先が

不安で、妊娠できてもその後の妊娠を維持できるのかどうかという

不安にずっと悩まされてしまうという問題があります。

妊娠は最終ゴールではなく、途中経過です。

スムーズに妊娠経過を過ごせるようにするには、

質の良い卵子・受精卵が居心地よく定着できる子宮環境であることは

絶対に欠かせないことなのです。

 

妊娠したのに流産をくる返えし胚が育たない

不育症とは、妊娠してもおなかの赤ちゃんが育たずに、

流産や死産を繰り返してしまう状態を「不育症」といいます。

流産を3回以上繰り返す「習慣流産」も、不育症とほぼ同じ意味で使われています。

何回流産を繰り返すと不育症と定義するかは決まっていません。

しかし、一般的には2回連続した流産・死産があれば不育症と診断し、

病院では医学的な原因を探索していきます。

 

流産は年齢や他の要因でもおこりやすい

女性の年齢にもよって異なりますが、流産率は自然妊娠の場合、

確認された例の10~20%程度が流産になると言われています。

ただし、年齢が35歳以上になると流産率はさらに上昇してきます。

35-39歳で流産率が25%、40歳以上になると流産の頻度が51%との報告があります。

年齢とともに流産はしやすくなってしまうものの、

流産に影響を与えている要因としては、血圧や(1)、炎症反応(2)などで

着床環境が整わないという事もあります。

また、繰り返す自然流産には男性側の精子の質の影響(DNA損傷レベル)

が高い場合などもその影響を受けてしまいます。(3

男性側の要因もあるため、男性側へのアプローチについては⇒こちら

 

妊娠しても流産してしまう それを繰り返す

医学的に検査を行った場合、原因がわかる場合もありますが、

原因がわからないケースも多々あり、60%近くは原因不明といわれています。

ただ、流産・不育で悩む場合、深い悲しみやストレスがかかり、

それらが原因になってると考えられています。

そのため、女性は心のケアが重要視されていて、

メンタルサポートを取り入れた場合、出生率が高まることが研究でも判明しています。

 

流産や不育の不安や悩みがある場合は、

しっかりと心のケアをしておくことは本当に大切です。

また自律神経・免疫機能は妊娠には影響するため、

安心してリラックスして過ごせる日々を心がけていきましょう。

ストレスで、妊娠のための着床環境がそのものが壊れていってしまうという事も

研究で言われています。それを食い止める対策をとっていきましょう。

 

着床環境と胚の成長には免疫細胞が関わっている

妊娠するための着床環境や、さらには、胚が成長していくようにするために

受精卵と子宮内膜表面の接着環境を整えているのが免疫物質(サイトカインやケモカインなど)

だといわれています。(4

そのため、体の中の免疫バランスに影響がでてくると着床しにくい、

妊娠しても胚が育っていかないという壁に悩まれています。

ストレスを抱えるほどに、体の中では炎症反応がおこり分泌される

サイトカインなども変化していきます。不妊で悩む人は

このサイトカインなど免疫物質に特有な変化も起こってきているのです。

炎症は様々な遺伝子発現を抑制してしまったり、免疫細胞をボロボロに

してしまうから。

 

心も子宮もぽかぽかに 着床環境を整えよう

本当は、すごく悲しくて、深く傷ついているのに、

心の中に閉じ込めていたり、口には出せずに飲み込んでしまっていませんか?

スッキリ吐き出して、涙は流して、心を楽にさせてあげましょう。

ストレスを抱えるほど、炎症がおこり着床環境に影響がでてしまいます。

そんなときには、呼吸法、基本の瞑想法に加えて、

深い悲しみを癒しながら、炎症対策をすすめられる瞑想がおススメです。詳しくはこちら

 

また、子どもができない焦りや不安はとても強くなっていく傾向があり、

精神的なサポートの必要性が言われています。

流産等は本当につらい体験ですし、その後も不安を抱えながらの妊活に

なりがちです。一人で抱え込まず、カウンセリング等ケアを受けながら、

すすめてくださいね。

 

カウンセリング等で妊娠していっている事例⇒こちら

 

参考文献

(1)Nobles CJ et al., Preconception blood pressure levels and reproductive outcomes in a prospective cohort of women attempting pregnancy. Hypertension. 2018 May;71(5):904-910.

(2) 2007 Nov;25(6):437-44.Cytokines and chemokines during human embryo implantation: roles in implantation and early placentation.

(3) 2014 Mar;46(2):126-30. doi: 10.1111/and.12056. Epub 2012 Dec 20.Sperm DNA fragmentation in couples with unexplained recurrent spontaneous abortions.

(4). Author manuscript; available in PMC 2011 Jun 3.Published in final edited form as:Reprod Sci. 2009 Feb; 16(2): 216–229.

 

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

プロフィールを詳しく見る

みなさんに読まれています

妊娠された方々も読んだ
「妊娠するための教科書」を無料プレゼント。
みなさんにお役立ていただき、
喜ばれたLINEメッセージです。

LINE登録はこちらから

トップに戻る

もっと知りたい