潜在意識でうまくいく妊活 セルフコントロール能力がカギ |

潜在意識でうまくいく妊活 セルフコントロール能力がカギ

人生でうまくいくにはセルフコントロール能力だという事が言われています。

その人にとって重要なこと、価値観は何にあるかは人それぞれです。

でもうまくそれらを手に入れたり、叶えたいことを叶えていくには、セルフコントロール能力が欠かせず、この能力が高いほど、精神的な葛藤もすくなくて心の充足感も高く、しかも人生がうまくいってしまいます。

もちろん、妊活も例外ではありません。不妊の原因がいっぱいある、そう思うかもしれませんが、それぞれが一つにつながって体の中に起こしている老化という現象が一つ決定的なものになっています。

老化のもっとも悪影響を与えるのは炎症反応であり万病のもとと近年では言われています。

これらを改善するためには、今までの心と体の習慣を変えていくこと、自分をうまくコントロールしていく必要性がでてきます。

 

 

妊活をしていると頑張ったり我慢したりの連続

妊活をしていると不幸感を感じませんか?どうして私がこんな目にあっているのだろう。なんで私だけ妊娠できずにいるのだろう。こんなに頑張っているのに、いったい何がいけないの?

一方結果が出ない事で不安になったり焦ったりと心の中は不安と焦りでそわそわして落ち着かない事が続いたり、妊娠できないのではと落ち込むことも多いでしょう。

妊活をしていると失ってしまうのが幸福感や人生の充足感です。妊娠のために良いといわれたことを頑張ってみる。良くないという事はやめてみようとする。でも思いのほか続かないことも多いのではないでしょうか?

頑張ろうとする分、人は今までの習慣を変えていくことに苦痛を感じます。

衝動や欲望に打ち勝てずにもとの生活に戻ってしまって、取り組みをやめてしまったり前の事を再びやり始めてしまうということも多々あります。でもこの衝動や欲望は抑えられた方が人生はうまくいくし、幸福感や充足感も高まるのです。(1)

 

潜在意識と顕在意識の関係とぞうと象使い

よく潜在意識は無意識で97%の部分、そして顕在意識は3%の意識できる部分という事がいわれ、海面に沈んだ氷山のように心理学では例えられています。この97%の部分をうまく使う事が重要という事が言われてきましたが、近年では、脳科学では、潜在意識と顕在意識との関係は象使いと象との関係がもっとも適した表現とされるようになってきました。

 

潜在意識はパワーが強く、でも原始的な脳の部分で、無意識・感情・欲望・衝動・直感などで、象さんに例えられます。

そして、私たちが理性を働かせて考えることができる意識の部分は、象使いとして上に載っている人であり、言語・思考といった部分になります。脳神経科学では、象である潜在意識の部分をどうにかすることはヒトにはどうしてもできないため、象をうまく操る象使いの方を思考の部分をトレーニングすることがうまく象を乗りこなしていくことにつながっていくようです。

 

うまくいくには、セルフコントロール能力を高める

セルフコントロール能力とは、自分の潜在意識である無意識の部分をうまく乗りこなし、自分の意識が働く部分でコントロールをしていくことです。

そのため、妊活中に気をつけた方が良い事ってたくさんありますよね。食事、睡眠、運動、ストレス、夫婦関係、どれをとってもうまくやっていくには、良くない事を抑制してよい行いを続けるために衝動や誘惑をうまくコントロールする必要があります。

 

良くないと分かっていても、つい、スマホで検索みてしまう、運動はなかなかしない、ストレスはためてしまう、体に良くないと分かっていてもつい食べちゃうなんてしていたら妊娠はかなり難しいですものね・・・。

人生に成功する人、失敗する人については明らかに重要なのが性格診断では誠実性だといわれています。それはどういった要素かというと、好奇心をもって取り組み、自制心をもって継続する、やり抜く力とも言われています。

無意識に働く部分をうまく顕在意識で乗りこなしていく力こそが重要で、それがセルフコントロール能力です。満足のいく人生、妊活でも成功するには、持っていた方が絶対に良い力といえます。

 

不妊リスクの回避には、ライススタイルの改善が必須

2007年までの論文から、一般集団あるいは体外受精など不妊治療を行っているケース妊娠に与えるライフスタイルの影響(年齢、体重、喫煙、食事、運動、心理的ストレス、カフェイン、アルコール、環境汚染物質)を調査した研究(2)では、

年齢の上昇、太り過ぎ、痩せ過ぎ、喫煙は特に妊娠に与えるマイナスの影響が強という事です。そして、食事と運動についてはさらなる検討が必要とはしていますし、心理的ストレス、カフェイン、アルコール、環境汚染物質に関しては、妊娠に与えるマイナスの影響が存在しますが曖昧な部分もあるとしています。

ただ、他研究をみても、近年ではどれも影響が大きく出ていて、ライフスタイルの改善は、自然妊娠であっても体外受精の妊娠を目指す方にとっても本当に重要な点になっているはずです。

 

自制心・セルフコントロール能力の高め方

象使いが象をうまく乗りこなしていくには?まずは瞑想などが有効になります。また、セルフコントロール能力を高める方法としては、

他者の視点を考えるという事のようです。わがままで自分の視点で物事を考えていると自制心は低下してセルフコントロール能力は失われてしまいます。(3)

また、未来の自分に対しても共感できるほど、自制心は高まるとのことです。自分の未来と今しようとしている行動との間に関連性があるものとしてイメージできることで自制心が発揮されています。

 

潜在意識と顕在意識の足並みはそろっていますか?

なかなか妊娠しないという場合は、思っている事とやっていることがズレている事も多いかもしれませんね。

 

ストレスが良くないと分かっていてもついネガティブになって落ち込んでいたり心の中は期待と不安でそわそわし続けているかもしれません。

感情的になって夫婦喧嘩をしてしまう事もあるかもしれませんし、生理が来た時に長く落ち込んでしまうこともあるかもしれません。不妊治療には取り組むけれどセックスレスになっているかもしれません。

妊娠しやすく食事は気をつけた方が良いと思っていても忙しく疲れてと外食やコンビニやお総菜・冷凍食品などに頼ってしまっているかもしれません。

寝た方が良いと分かっていても、睡眠時間が7時間より少なくなっているかもしれません。

 

まずはセルフコントロール能力を高めて欲望や感情、衝動性をコントロールできるようにトレーニングしていきましょう。潜在意識をうまく乗りこなせれば、妊娠を叶え人生がうまくいくようになっていくはずです。

 

参考文献

Hum Reprod Update 2007; 13: 209

スイッチ! 〔新版〕― 「変われない」を変える方法 (ハヤカワ・ノンフィクション)

Foodist: Using Real Food and Real Science to Lose Weight Without Dieting

成功する子 失敗する子――何が「その後の人生」を決めるのか

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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