価値がある厳選サプリ!妊活に必要なのか要注意

価値がある厳選サプリ!妊活に必要なのか要注意

妊活中は妊娠できるか気になって生理前からそわそわしますね。

結果待ちでドキドキするのもです。

高温期で、妊娠の兆候があるのかな?ないのかな?どうなのかな?

今度こそ妊娠していたいでも、兆候も全くないと、あと数日で生理予定日をむかえ、

またリセットしてしまいそうで落ち込んだりというのはあなただけではありません。

妊娠できずにいると、今飲んでいるサプリでは不十分なのでは?

もっともっとたくさん飲んだ方がよいのでは?ほかのに変えた方がよいのでは

などなど出てきます。

 

妊活中はどんな妊活サプリメントが必要?

不妊にいたる原因はいろいろあるでしょうが、男性側の不妊

リスクとして酸化ストレスも注目されています。そのため

男性では抗酸化作用があるといわれるサプリが人気になってしまっています。

抗酸化作用があるものだと、一見精子パラメータが改善した

という研究結果がたくさん出ているからです。

ただ、抗酸化作用はたくさんとり過ぎていてもいいわけではないと

いわれていて、摂取についてもガイドラインの必要性が言われています。

また、妊活中であっても、ストレスを抱えていると栄養などの

消耗が激しくて亜鉛などはストレスで必要量が不足してしまう事もあります。

また、仕事をしていると、忙しさから、加工食品や外食、お惣菜

などになると充分な栄養がバランスよくとれず不妊リスクを

高めてしまう事もあります。

ホルモンバランスが崩れる原因の一つに栄養不足があげられます。

バランスの良い食事がとれていればよいのですが、

忙しかったり、疲れてしまったり、中々バランスまで考えられないという

場合もあるでしょう。そういった場合はサプリで栄養素を補う事も大事です。

でも妊娠そして出生率を高めるのかどうかという点で

効果的かどうかはまだまだはっきりしないといわれています。

どういったサプリを避けておいたほうがいいかをメイヨークリニック

のHP(1)を参考にみておきましょう。

 

エビデンスがはっきりしないサプリはコレ

不妊の悩みは世界的にも手も広がっていますし、さらに深刻度が大きい

もんだいです。そして、不妊治療よりはまずは手軽にということで

サプリがとても注目されていますし人気です。でもメイヨークリニックでも

警鐘を鳴らしています。

それは、医学文献には不妊症の治療薬としてサプリメントを

サポートしている証拠はないという事です。

いわゆる不妊サプリメントの研究は決定的ではなく、

いくつかの小さな研究に基づいておこなわれているものだからです。

以下のものもありますが、鵜呑みにしすぎもどうかと思います。

研究などでは飲んでいる期間が3ヶ月など短かったり、プラセボ二重盲検法

などを用いて研究していないケースもあり、まだまだ決定的ではありません。

 

L-カルニチン。

男性の不妊については、アセチル-L-カルニチンとL-カルニチンの

組み合わせを摂取した男性の精子産生と運動性の増加は研究で示されていません。

 

ビタミンE

ある研究では、精子数が少ないか、精子の運動性が悪い男性で、

ビタミンEの摂取と精子の運動性の改善との間に関連があることがわかりました。

でも、他の研究では、ビタミンEをビタミンCまたはセレンと組み合わせた場合、

男性の生殖能力の改善は見られませんでした。ビタミン類は多数飲んでも

有効なわけでもなさそうですし、逆効果というケースも出てきています。

 

コエンザイムQ10

いくつかの研究は、コエンザイムQ10が精子数または運動性を改善する

可能性があることは示されましたが、妊娠の可能性を改善することは

示されていません。別の研究では、コエンザイムQ10がマウスの

卵の質を改善する可能性があることが示唆されていますが、

研究結果はヒトでは確認されていません。

なので生殖能力の改善につながるかどうかを判断するには、さらに今後研究が必要です。

 

葉酸

亜鉛と一緒に摂取した葉酸が精子数を改善する可能性があることを

示唆している研究もありますが、これが受胎に影響を与えるかどうかを

判断するにはさらに研究が必要のようです。

ただ、葉酸自体は必要な栄養です。食べ物からも積極的にとりたい栄養です。

葉酸サプリ自体でも長期摂取は健康リスクを損なう可能性もあるサプリです。

研究のように3ヶ月だけという訳にもいかない気がします。

不妊で悩んでいたら数ヶ月でも数年でも飲んでしまっているかもしれません。

 

ビタミンC

いくつかの予備研究は、ビタミンCが特定のタイプの

女性不妊症に役立つ可能性があることを示しています。

ビタミンCが男性と女性の生殖能力を改善できるかどうかを明らかにするには、

さらに研究が必要です。

 

 妊活サプリを検討する時の注意点

サプリは位置づけが食品です。

薬品とは違うので、成分表示の部分があいまいになっていても

許されてしまっています。

なので、どんな成分がどれくらい含有されているのか、

厳しい目でチェックしてからご購入されると良いですね。

しかも、結構よくあるのが、サプリや食品などを調べてみると

本来の表示通りの成分が入っていない粗悪品になってしまっているケースも。

そして、飲んでみていても効果が感じられないという場合は

別物ものへ変えてみるという事も必要になるでしょう。

そして、何よりも食事の不妊への影響はそうはいっても大きいので、

食事の見直しに夫婦で力を入れてみてください。有効性の高さも

示されています。

 

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参考文献Herbs and supplements: Can they enhance fertility?

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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