流産後は妊娠しやすいってホント?どうしたらいいの? |

流産後は妊娠しやすいってホント?どうしたらいいの?

流産後は、次いつから妊娠したらいいのかも気になりますし、

本当に次に妊娠できるのかも気になります。

流産後はとくに多くの女性が不安を抱えてしかも長い期間

苦しい気持ちを抱える事もあります。だからこそ、すぐに妊娠も

したいし、流産後は妊娠しやすいとも聞くから妊活を

急いだ方がいいのか迷ったりもするでしょう。

流産後の妊娠しやすさはいったいどうなのでしょう?

 

流産をすると妊娠しやすくなっているの?

流産後、女性は妊娠しやすくなっているのでしょうか?それについて

一貫性がある研究はないようで、実際のところはわからないのかもしれません。

例えば、2005年のイギリスでの研究では、流産後は妊娠までに

時間がかかる事がいわれています。(1

対象となった2983人の女性のうち前回の妊娠の前に妊娠しにくく悩んだカップルは、

今の妊娠を達成するために1年以上かかった可能性が高まりました。

流産後の妊娠までにかかる期間(TTP)は、流産前のTTPよりも

長くなる可能性が高かったという事です。さらに、

過去の流産後の妊娠までの期間が長引くのに影響したものとして、

女性の年齢(高齢)、肥満、流産を経験する前に妊娠していなかった女性、

でより顕著だったようです。

 

流産後は次の妊娠までにかかる期間は初めの妊娠までにかかる期間より

長引く可能性が高まり、特に、リスク要因があるほどその可能性は

たかまるようです。

 

でも、一方で、2003年の報告では、流産後直後のサイクルでは、

妊娠率が高かったというのもあります。(2

 

流産後次の妊娠までに一般的には2~3ヶ月

一般的には、医師から次の妊活を始めていいというアドバイスを

まってのスタートになります。大体は2~3ヶ月待つのが一般的です。

流産後、少し時間を空けるのには理由があります。

それには、月経周期がまたもとのように正常に戻るのを待ってあげる

必要性があるためです。そのためには1~2ヶ月はかかります。

そして、ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)が妊娠前の状態に戻るのを

まってあげる必要性があるためです。

このヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)は尿検査や血液検査で分かつものです。

このホルモンは、妊娠初期からどんどん増えて2倍になり、通常は8~10週でピークに達します。

この値が下がってから次の妊娠をしていく必要性があります。

そして、子宮内膜を整え、精神的にも心の中の悲しみが癒えてから

次の妊娠にのぞんでいくことが望ましくなります。

 

胞状奇胎では6ヶ月から1年間をあける様に医師から指示が出る事も

あります。(3)それは状況に合わせたアドバイスなので、信頼して任せていきましょう。

 

それでもできるだけ早い方がプラスなの?

以前は6ヶ月待つことが推奨されていいた時期もあります。

ただ最近ではそれほど流産後に長く期間を開けることが良いばかりでは

ないという事で、2~3ヶ月が一般的です。

ただ、2016年には、流産後、それほど待つ必要性がないという

研究も出てきています。これは、

流産後0~3ヶ月で妊娠を試みたグループと3ヶ月以上待ったグループとで

比較した場合、妊娠・出生の成功がわずかに高まったというものでした。(4

 

流産後妊活 注意点

まだまだはっきりとしたことは言えないのでしょうが、

不要に待ちすぎる必要性もないのかもしれません。

ただ、焦って無理する必要性もなく、

自分達の夫婦の体調や、心のコンディションなどとも合わせ、

さらには流産に関連する危険因子については調整したから

妊活にのぞんだ方がよいようです。流産に関連するのは、

染色体異常が大きいといわれていますが、年齢、など変えられない

ものもありますが、取り組み次第で変わる生活習慣の因子もありますので、

赤ちゃんを授かりたいという気持ちであまり急いて不安になるのも避けましょう。

妊活を再スタートしても、中々妊娠できないと不安が増しやすいと思いますが、

妊娠に向けてできる事に取り組み、心のケアをして、自分を労わってあげてくださいね。

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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