妊活モチベーションが上がらない!やる気を高めるポイント

妊活モチベーションが上がらない!やる気を高めるポイント

妊活をしていてもやる気がしない、中々妊娠できないというストレスを抱えながら

ひたすらにいつまでこの生活が続くのだろうと思って取り組んでいるうちに

頑張り続ける事に疲れたり、モチベーションが上がらない、

何だかやる気がしないと気持ちを高める事が難しいという事でも悩みますよね。

何度も生理が来て妊娠リセットをくりかえしていると、妊娠しなかったんだ、

ママになれなかったんだというちょっとしたプチ流産のような体験をしているような感じですよね。

誰でも不妊のストレスはダメージが大きく、苦しい思いをしていて、

決してあなただけではありません。不安もあれば焦りもあって、誰が直面しても同じよに

なるでしょう。それでも、人のモチベーションを下げてしまう原因は

他にもあるので、ちょっと振り返ってみませんか?

 

スマホ・インターネットでやる気ホルモンの効きが悪くなる

インターネットによってモチベーションのもとドーパミンホルモンの受け皿である

受容体が壊れてしまうという事がおこるようです。(1)

ネットがないといられないような中毒のような状態にまでなっていると、

ドーパミンの受容体が壊れ、通常の人の2倍ぐらいドーパミンが出ないと楽しいとか感じることが

できずに、普段の生活がとてもつまらないものに感じられるようです。

どうしてインターネットがドーパミンの受容体を壊していってしまうのかという点については

2点指摘されています。

1 刺激にはなるけれど、実際のご褒美がないというケース

脳に対しては「何かいいことがありそうだ!」というわくわくするような刺激を

与える一方で、その後で実際の報酬がないという場合にはドーパミンの受容体が壊れてしまう。

例えば、インスタグラムなどSNSでの「いいね!」という評価。

評価されたこと自体は脳は喜ぶのですが、それが実際の自分の成長につながるわけではなく

ヒトの食欲・睡眠欲・性欲といった三大欲求が満たされるわけではないため、

脳内では、だからなに?といった状態になってしまっているといいます。

その影響で脳はさらに刺激を求めてどんどん、SNSにのめり込み、

「いいね!」欲しさにはまってしまい、体の中ではドーパミンの受け皿の減少につながっていき

気づけばモチベーションが上がらないといった事がおこりがちです。

 

2.刺激が楽に手に入り、またすぐ刺激手に入る

たとえば簡単に手に入らないものは別ですが、欲したらすぐに手に入るというのが、

中毒症状をおこしやすくなり、タバコは中毒症状を起こしがちです。

またスマホなどでのメールやLINEのやり取りなども同じで、

何か刺激をうけて期待したら、次の刺激がすぐに手に入るという環境をあえて作らないという事も

大切になりそうです。SNSやスマホなどでLINEやメールのやりとりは

脳を刺激して思った以上にドーパミン受容体を壊しやる気が失ってしまう原因になっています。(2)

スマホなどの通知やSNSなどではメンタルを悪化させやすいので妊活中は

自分が妊活アカウントを作って情報発信するケースもあれば、誰かの見る事もあると思いますが、

できるだけ遠ざけて、行った方がよさそうですよ。

 

つまり、ドーパミンの効きを一定にさせるためには、刺激が次から次へと手に入らない状態、

ネット環境ではなく自然や現実の人間関係のコミュニケーションやスキンシップが

脳には良い働きをしてくれるという事ですね。

 

SNSはメンタル病みやすくなるから要注意

SNSでは他者からの評価が気になるのですが、いいね!一つとっても、

私たちの脳は反応して興奮するのですが、実際は刺激に見合った実際の報酬を受け取るわけでは

ないため、不幸感が増しやすかったり、

誰かの評価を気にするようになったり、他者の投稿などを見て比較したり不安になったり

妬んだりといった気持ちもすごく増えてしまうようです。

特に妊活女性もとても興味があって妊活スタート、妊活アカウントといった感じで

情報発信しているインスタなどもオーストリアのインスブルック大学の研究では

メンタルを病みやすいという事が研究で言われています。(3)

気分の落ち込みが増したり、不満を感じる事もおおいそう。

妊活中でなくてもだれでも同じような傾向に傾くため、

より精神的に気分が不安定になるよう環境は妊娠して穏やかに赤ちゃんを育てていく

メンタルづくりとしてはスマホとは程よい距離間で生活し、

SNSなどは行わない方がメンタルが安定して妊娠しやすくなりそうです。

SNSを行うととにかく睡眠時間も減ってしまう傾向が強いので不妊の大敵です。

 

人のSNSも見ないし、自分もSNSは妊活中はよりしない方がよさそうです。

みんなの不妊についてのこと知りたいし、気になるし、検索検索となってしまうかもしれませんが、

かえってやる気がそがれ、メンタル病みやすく気分が不安定になるのは

妊娠を遠ざけてしまうから一旦お休みすることが、近道にはなっていきそうです。

 

太るとやる気までなくなる

運動している人は精神的にもストレス軽減度が高いのですが、その逆で運動をしなくなると

ストレス度が高まりますよね。

太った人というのは運動をしなくなる傾向がかなり高いです。

太った人は体が重くそれが原因で運動をしなくなるのではと思われているのですが、

本当は別の原因でやる気(モチベーション)をうしない活動が減ってしまうようです。(4)

マウスによる実験では、動かずにごろごろしてしまうから太るのではなく、脳のドーパミンの受け皿となる

受容体の方が壊れてしまって、やる気が失われて動かなくなってしまったというのです。

ドーパミンはやる気、モチベーションを司るホルモンですが、

その受け皿が壊れてしまう事でやる気を失い、運動をしなくなっていってしまうようです。

とりあえず、肥満解消のためには運動というよりは、日常のこまめな活動量を増やすことも

大事ですね。運動では痩せないという事もわかっているので、まずは、

イフゼンプランニングという心理テクニックを用いて、少しでも体を動かせる工夫からしていきましょう。

 

ストレスによってもホルモンの受容体は壊れてしまうので、やる気を失ってしまうのも納得ですが、

太る事でも同じようなことがおこっているようですね。

不妊治療をはじめたら太ったという事もよく聞きます。

薬の影響もあればストレスからつい食べることが増えたりという事もあるかもしれません。

体重が増えたなぁ・・・、ちょっと痩せた方が良いかなぁ・・・思い当れば

妊活のモチベーションが下がってしまっているのがその体型によるものもあるかもしれません。

 

わずかな炎症反応でもモチベーションは下がってしまう

炎症反応という言葉をご存知ですか?最も体や細胞を老化させてしまう原因となっているもので、

生殖細胞も例外ではありません。この炎症反応が高まると、

細胞が老化してしまい妊娠しにくくなっていきます。

逆に炎症反応を落ち着かせる取り組みによって妊娠率が高まるという点も興味深いですし、

この炎症反応はモチベーション低下にもつながっています。

ストレスによっても炎症反応は起こるので、メンタルに影響が出てしまうのはうなずけます。

この炎症反応は、野菜不足といった些細な本人も気が付かないレベルの炎症でも

モチベーションが低下してしまうという点です。(5)

やる気ホルモンであるドーパミンに影響を与えるのは免疫系の炎症サイトカインという物質なのだとか。

近年、メンタルを病む原因が、炎症反応と関係があるという事が言われるようになりました。(6)

炎症反応によって老化もすれば、うつにもなりやすくメンタルへの影響がでてきて

しまうため、モチベーションを高めて妊娠しやすくなるには、炎症対策が重要になっていくでしょう。

炎症反応が最も卵子を劣化させる!妊娠しやすくストレスケアを

 

妊活でやる気を高めるための方法

不妊で悩むととにかくメンタルが弱ります。ただ妊娠できないというだけでなく、

自分の人生設計や仕事の事、友人関係、親戚づきあいにも影響がでてくる上に、

期待せずにはいられない中で、何度も妊娠リセットを繰り返すとどうしても落ち込みがちに

なりますよね。

誰でも気分が落ち込んだり悲しくもなってしまいます。妊娠している人を羨んだりもしてしまいまうすよね。

そうこうしているうちにストレスからもやる気しないなんてなっています。

やる気ホルモンドーパミンの受容体レセプターが壊れてしまってはやる気が出なくなってしまうのも

しかたがないのですが、このレセプターの働きを回復させるようにするためにはどうしたらよいか

ですよね。まずは、運動によってこの受容体の働きが回復する事も言われているので、

やる気がしないという時こそ、ただ体を動かすようにしてみるのがまずはよさそうです。

そして、インターネットなどのネット環境を遠ざけてみるというのもモチベーションの回復に

つながっていきますね。

そして、万病のもととも言われる慢性炎症は不妊の引き金にもなっています。

慢性炎症を抑える生活習慣に切り替えてみる事で妊娠しやすさと、モチベーションの高まりが

もどってくるでしょう。わずかな炎症反応でモチベーションが下がってしまうのですから、

まずは瞑想やマインドフルネスといったストレスケアを始めてみませんか?

 

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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