妊娠したいなら受精時にも働く酵素たっぷりの食べ物で不妊改善!

妊娠したいなら受精時にも働く酵素たっぷりの食べ物で不妊改善!

サラダ

妊娠しない原因の一つに、栄養が不足していて細胞の代謝が良い状態ではない、

生殖機能が衰えているといった問題を抱えているかもしれません。

不妊で悩む場合、ただ、妊娠できないというだけではなく、

体調面でも、疲れやすい、風邪を引きやすい、下痢や便秘をしやすい

冷えやむくみ、月経痛、PMSなどを併せ持っていらっしゃるかたも多いです。

 

これらの体調不良は、免疫力が下がった状態でも引き起こされてきたりします。

体の免疫は腸に多く集まっています。

腸の免疫力を高める事で、体調を整えたり、

老廃物を体の外へスムーズに出してくれたり

細胞自体が修復されたり、エネルギーを効率よく生み出して元気になれる

ようサポートしてくれるようになります。

不妊を改善していくための栄養素についてみていきましょう

 

 

酵素が体を元気でいい状態に

最近、酵素 という言葉を聞かれる方も増えたのではないでしょうか。

酵素は、人の体を元気に動かすには欠かせないものです。

酵素がなくては、人は生きられません。

細胞が食べたものからエネルギーをうみだす時、必ず酵素を使います。

他にも、生殖の場面でも酵素が活躍もします。

例えば受精の際は、卵子と精子が出会った時に卵子の中に精子が融合できるように

細胞の膜を溶かすように精子の先端から酵素が分泌されます。

酵素には抗酸化作用もあり、細胞が活性酸素という錆びさせて劣化させてしまう物質から

体を守ってくれる役割もあります。

抗酸化作用が衰えているほどどんどん老化していってしまうのですから

酵素による抗酸化作用をしっかりと高めておきたいところです。

酵素は年々減ってしまい、さらに無駄遣いをすれば体調を崩してしまうほどに

減ってしまうものなので、食事でしっかりと補っていく必要性があります。

そして、酵素は腸で働くため、腸内環境がわるいと酵素の働きも悪くなってしまいます。

 

活性酸素が多いと細胞はどんどん劣化してしまう

体の中では活性酸素によって細胞が攻撃されると、

細胞膜の脂質が酸化してしまいます。細胞膜が酸化して劣化し始めると、

細胞が栄養と老廃物の出し入れが滞り、スムーズにできなくなります。

いつまでも汚いものが残ってしまっては体の中の細胞も機能も衰えてしまいます。

そして、さらには、細胞の核という部分にある遺伝子が傷つけられてしまいます。

そうすることで、細胞が変異してしまったり、死滅したり変化していきます。

特に卵子という細胞は新しく作り変えられ増える細胞ではないためいかに

いい状態で維持して劣化を防いであげられる生活を送っているかが妊娠のカギを握るでしょう。

 

妊娠しやすい体は腸から

腸には8割ちかい免疫細胞が集まっています。

その免疫バランスを整えてあげる事で、食べ物からとった栄養が消化吸収されやすくなります。

食べ過ぎたり、消化が悪いものを食べたりしていると

おなかの中に悪玉菌がはびこってしまいます。

腸内環境を整えたい時には、善玉菌を増やしてあげることが大切です。

 

腸の環境を整えてあげるのには酵素が必要

腸内に善玉菌を増やすには、食物繊維と酵素が必要です。

酵素がないと、消化がうまくできずにおなかの中でたべた食べ物が腐敗してしまい、

悪玉菌ばかりになってしまいます。

どれだけ、食事に気をつけたり、サプリで補おうとしても

うまく消化できない腸内環境では栄養を補給していても健康的な状態を維持できなくなってしまいます。

 

おすすめ酵素たっぷり非加熱食品

酵素は熱に弱いという特徴があります。そのため受精や受精卵の培養にも温度は37度が

選ばれます。酵素はとにかく熱に弱いので、間違った温活をしていると、

酵素が働けない環境を作ってしまいかねません。

なので、生でたべられる食品に多く含まれます。

生野菜や果物です。生野菜は健康のためには、「1日350g以上の野菜」が必要と言われています。

実際に350gの野菜というと両手に山盛りしたくらいとイメージしていただくとよいでしょう。

野菜350~400gと指針がありますが、「または果物100~200g」とも表示されており、

りんご、バナナやキウイ、みかんなどを食事に1品加え不足分を補うようにするのもよいでしょう。

そのままよく噛んでたべる習慣

おやつには砂糖の入ったスイーツではなく、果物を食べる習慣で腸内環境を整えながら

酵素もしっかり補給していきましょう。

日々の食卓に果物や生野菜がしっかり入っているでしょうか?

活性酸素による細胞の劣化は生殖のもとの大事な細胞である卵子や精子の劣化にもつながっています。

妊娠しやすい食事療法として知られる地中海式食事療法でも生野菜や果物をふんだんに摂取します。

食べ物から酵素をはじめ栄養素をバランスよく摂取しておきましょう。

 

活性酸素は、ストレスを感じても増え、さらに抗酸化作用も衰えて劣化は進む一方です。

質の良い卵子や精子のためにはメンタルケアや上手なストレス対処も必要ですね。

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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