痩せたら妊娠しやすい!ママになるためのダイエットとは? |

痩せたら妊娠しやすい!ママになるためのダイエットとは?

妊娠しやすい体になりたくて、ダイエットを今までにも何度も挑戦してきてはいませんか?

肥満と不妊との関係、ダイエットの必要性と、

一体どの程度、何キロぐらい痩せたら妊娠しやすくなるのかその目安をご存知でしょうか?

痩せる必要のない人が無理なダイエットをしたり、

体重を落とすばかりではかえって

月経障害や無排卵を招き起こしかねないのがダイエットです。

妊娠しやすくするために知っておきたい目安をご紹介します。

 

痩せたらできる?痩せたら妊娠しやすい?

中々妊娠しない原因が太っているせいなのか、痩せたら妊娠しやすいのか、

妊娠どれくらいできるようになるのか?という疑問を抱く方も多いかと思います。

1人目を産んだら、仕事を辞めたら、ストレスから食べてしまっていたら、

そんな何かがきっかけで太ってしまったという場合もそうでしょうし、

もともとの体形から肥満気味という方もいるかもしれませんね。

 

実はひとりめを出産後、6キロも太ってしまい今に至ってます。
体重のことはお薬で調整しているので問題ないって言われていますが・・・・
もうかれこれ2年以上も子供が出来ないので。
皆さんの中で、体重を落としたら排卵したとか、

妊娠したというかたがいらっしゃれば是非ぜひ、教えてくださ〜い。

引用 痩せたら妊娠したって方います??

 

 

本当に痩せたら妊娠しやすくなるのか

肥満女性が体外受精の治療を受ける前にダイエットをしたら治療成績がかわり

妊娠し出産しやすくなるのかどうかという事を比較している研究が発表されています。

(ヨーロッパ生殖医学会誌の電子版)

その結果、体外受精を受ける前のダイエットでは妊娠率や出産率が変わらなかったという

驚きの結果がでています。

18-38歳のBMIが30以上で35未満の肥満女性317名をランダムに2つのグループにわけ、

1日に880kcalの低カロリー食を3週間続けた後、2-5週間体重を安定させるというダイエット(平均9.44kgの減量)

に取り組んでもらったグループとダイエットなしで体外受精に臨んで比較しています。

その結果ダイエットグループでは29.6%が出産に至ったのに対して、

ダイエットなしのグループでも27.5%が出産に至り、出産率に大きな違いがでていません。

しかし、ここだけでダイエットは必要ない!と思ってはいけません。

自然妊娠で出産に至った割合においては、ダイエットグループでは35.6%だったのに対して、

ダイエットなしのグループでは9.5%だったとその後に大きな違いを見せています。

 

痩せたらこんなに不妊で悩まなくなる?

痩せること、適正体重へむけてダイエットに取り組んだ結果妊娠しやすくなったという

研究報告があるように、肥満だと不妊リスクが高まって、妊娠しにくく妊娠までに

かかる期間が延びより深刻に悩まなくてはいけなくなっていってしまうという傾向がわかります。

 

デンマークでの研究調査によると、子どもを望んでから妊娠するまでの期間について

調査したところ、 夫婦ともに肥満の夫婦は標準体重の夫婦に比べて、

妊娠するまでに約3倍の期間がかかっており、不妊期間が長く悩んでいます

肥満が体外受精の成功率にも影響を及ぼすという結果もあります。 イギリスの大学の調査では、

BМI(体格指数)が25以上の女性は、25以下未満の女性に比べて、

体外受精時の妊娠率がおおよそ30%低いことが分かったようです。

妊娠しやすくなりたい、不妊で長く悩みたくないという場合は、

標準体重にとどまるよう体の体形を調整して日々の生活習慣を整えなおすことの

必要性が見えてきますね。

 

ダイエットすると自然妊娠率は高まる

ダイエット女性

自然妊娠で出産に至った割合においては、ダイエットグループでは35.6%だったのに対して、

ダイエットなしのグループでは9.5%だったとその後に大きな違いを見せている点に注目です。

ダイエットに取り組むと4倍近く自然妊娠の妊娠確率が高まっています。

 

短期間でのダイエットに取り組んですぐでの体外受精での治療成績には大きな影響を与えていないものの

その後の自然妊娠率には大きな違いが出ており、体外受精なども時間の経過とともに

妊娠率に違いがでてくる可能性があることが指摘されています。

負担が軽く、自然に近い方法で妊娠することを目指すのであれば、ダイエットをし

体をより良い状態に整えることは有効であり非常に重要になっていくと言えるでしょう。

妊活は年齢とともにどうしても妊娠しにくくなっていってしまい、

妊活期間も長くなります。そのため、短期間で妊娠するという事よりはある程度時間が

かかる事も予測できますし、その間に少しでも妊娠しやすい状況を整えていくこと、

妊娠してからのリスクを減らし安心して出産できる体つくりを目指していくことが大切です。

 

 

どうして太っていると不妊に良くないの?

ダイエット誘惑女性

太っている肥満状態では、不妊の原因を作りだしてしまいます。

いったいどうして太っているとよくないのでしょうか。

体の脂肪組織の中では、

卵胞ホルモン(エストロゲン)という女性ホルモンが作られます。

ふとっていると、脂肪組織が多いわけですから、

そこで作られる卵胞ホルモンも多くなります。

本来でしたら、この卵胞ホルモンは卵巣で作られるもので、

排卵に重要な役割を果たしています。

でも・・・・。

太っている人の場合、なんと!!

脂肪組織で卵胞ホルモンが作られるため、

同時に卵巣から分泌される卵胞ホルモンが抑制されてしまうんです(驚)

なので、月経周期に悪影響がでたり、排卵が抑えられてしまいますよね・・・

こんな風に、肥満は排卵・月経に悪影響を与えてしまっているのです!!

妊娠しやすい体にするには、ホルモンバランスや月経が整いっているのは必要な条件となってきます。

 

妊娠しやすい体型とは?

ガッツポーズ女性

体重の多さ、少なさは妊娠しやすさ・不妊に関係してきます。

太り過ぎたり、やせ過ぎたりすると、妊娠しにくくなるとされています。

 

なにをもって太り過ぎ、やせ過ぎと言うのかはBMI(体格指数)という身長と体重から

計算する体型を目安にしていきます。

BMIとは体重(kg)を身長(m)の二乗で割り算出します。BMIが18.5以上25未満が普通体重

されています。不妊の関係についてはハーバード大学の研究では20-24の間が

妊娠に適したゾーンと報告されています。

 

どうして太るのかのメカニズムから見た不妊

どうして太るの?運動していないから?食べ過ぎだから?何が基準で太るのか

それは、人が痩せたり太ったりする直接的な基準となる値は、糖質の摂取量で決まるのです。

もともとサルなどから進化してきた頃は肉を食べてきたことにより脳が発達してきました。

でも太ってはいません。歴史を見れば、農耕を行うようになったことから太るという事が始まりました。

人間が太るのは脂肪を摂取したときではなく、炭水化物を摂取したときです。

肉などを食べたり油を摂取していても太りません。炭水化物(糖質)を摂取しなければ、

食物を即エネルギー化すると同時に脂肪に変えて体内に蓄積すべき糖質が存在しないため、

食べた食事に含まれている脂肪分と、もともと体内にあった皮下脂肪や内臓脂肪をエネルギー源として

利用し消費していってしまうからです。

糖質のとり過ぎが結局は太るもととなっているのです。

そしてこの糖質は、不妊リスクを高めることが様々な研究で分かってきています。

ハーバード大学での8年にわたる17,544名を追跡した研究でも、

精製度が低い穀物の摂取(血糖値を高める糖質の摂取を控えている)は

排卵障害になるリスクを66%改善し不妊リスクを27%低下させる生活習慣の1つに入っています。

 

糖質をとっていると太りやすく、卵子も劣化する

妊活悲しむ女性

糖質をとり、血液中の糖の濃度が高まり、そこにタンパク質がさらされていると、

糖化によって卵子が老化してしまうことをご存知でしょうか。

糖化とは、タンパク質が糖と結合して変性してしまうことです。

これは血糖値が140〜160mg/dL以上になると起こると言われています。

タンパク質と糖が結合し、コゲてしまうイメージです。

卵子もタンパク質でできているため卵子が糖化してしまうと、糖化は老化と意味しますので、

卵子の質の低下に直結します。この糖化した産物をAGEと言いますが、この濃度が高いほど

妊娠率が低下するという報告があります。

実際に体内で糖化が進むと、卵巣機能の低下や、

体外受精の成績が低下してしまうという事につながっています。

また、糖のとり過ぎが体内では脂肪に置き換えられ太っていく仕組みがありますので、

糖質の摂取が多ければ太ってしまうという事です。

糖控えて妊娠率を高める

糖質をある程度制限した食事が非常に有効と言われています。

主食はいつもの半分に、おかずはいつもの倍食べるくらいの感覚が

エネルギー不足にも陥らず、効果を期待できる糖質制限食になります。

おかずと言っても、揚げ物などは控えましょう。

糖化を予防するしAGEの吸収を抑え、

血糖値の急上昇を防いで高血糖の状態が長く続かないようにすることが大切

と言われています。そのためには血糖を140mg/dl以上に上げないことです。

糖質制限は病院など医療機関でも用いられているダイエット方法であり、

妊娠しやすさに働きかけてくれるため、役立てていきたいですね。

 

低糖質で高たんぱくが体外受精で妊娠率4倍に

妊娠した女性

アメリカ産科婦人科学会(ACOG)によると、一日の摂取カロリーのうち、

どんな栄養素から総熱量を摂取しているかによって体外受精における

妊娠率に違いがあることが報告されています。

タンパク質から熱量が25%以上・糖質からの熱量が40%以下の食事をとっているという女性は

タンパク質から熱量が25%未満・糖質からの熱量が40%以上の食事をとっている女性と比べて、

なんと体外受精における妊娠率が4倍に増加していました。

 

つまり主食となるごはんやパンや麺類などを控え、メインのおかずとなるような

タンパク質(魚や肉、卵や豆類乳製品など)の摂取量が多いということ、

血糖値が安定するように食物繊維が豊富な野菜や果物などの摂取があることがポイントになることが

伺えます。

 

 

肥満の場合、不妊女性は10%の減量がカギ

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ダイエットが必要な場合、BMIという体格指数を目安にしたりします。

そのBMIが25以上の過体重や肥満の不妊症女性の場合、

体重の10%の減量を行うことで妊娠率や出産率が改善されることが

アメリカで実施された試験で判明されています。

 

BMIとは

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BMIとは肥満度をあらわす体格指数のことで、

体重(kg)を身長(m)の二乗で割ることで算出します。

日本肥満学会の基準は以下の通りです。

低体重(痩せ型)     18.5未満
普通体重 18.5以上、25未満
肥満(1度) 25以上、30未満
肥満(2度) 30以上、35未満
肥満(3度) 35以上、40未満
肥満(4度) 40以上

 

健康診断でもチェックされる項目のため、

あなたも一度チェックしてみるとよいでしょう。

理想のBMIは 22 とされています。

これは、一番病気になりにくいとされる体形ですが、

やせ願望が強く、細い方がキレイ、

現代ではモデルさんのようにもっと痩せていたいと思うばかりに

この体形はややぽっちゃり体形と判断されるくらいなのかもしれません。

 

10%ダイエット目標達成後の妊娠率

スタンフォード大学病院に通院するBMI(肥満度)が25以上(過体重や肥満)の

不妊症患者は、10%の減量を目標に、

食事の摂取カロリーを減らし、

1日30分を上限に週5日の運動するという生活習慣改善のためのカウンセリングを受け、

その後、1年半に渡って、毎週、電話やメールのフォロー、毎月面談を受けました。

その結果、10%以上のダイエット目標を達成した方は、

88%が妊娠、71%が出産に至りました。

一方でダイエット目標の10%に満たなかった女性では

54%が妊娠、37%しか出産に至りませんでした。

 

赤ちゃんが欲しい肥満の不妊症女性にとっては、

10%の減量は、妊娠しやすい体につながるとされる目安であることが

はっきり示せたといえるでしょう。

また、出産率も改善されることも示され、妊娠したけれど流産では、

嬉しさ以上に大きな悲しみを味あわなくではなりません。

肥満の場合は、10%の減量が大切だといえるでしょう。

 

妊活を始めて太ってきてはいませんか?

はてな疑問

妊活をはじめてから、太ったという方は決して少なくはありません。

日本では、肥満よりもやせも深刻であるといわれてはいるのですが、

BMIが25以上というと案外該当者が少なくない数値ともいえます。

実際に、妊活を始めてから、特に不妊治療を始めてから

体重が増えた、痩せにくいという方は多いです。

ホルモン療法を行ったり、ストレスの影響が大きいといえるでしょう。

過体重では、妊娠しづらくなるだけではなく、

妊娠合併症や出産時のリスクが高まります。

適度な体型をキープしておくことは大切といえるでしょう。

 

ダイエットの際の注意点

こちらの研究でも行われていますが、目標体重を決めそれに向かって

食事のコントロールに加え、運動を取り入れる事

そして専門家によるカウンセリングサポートを受けていた点が重要になてきます。

ダイエットの必要性がわかっていても、早く妊娠したいばかりに

極端に体重を減らすためにカロリー制限をしたり、栄養不足に陥るリスクも高まってしまいます。

カロリーを制限しても、栄養が足りていなくては妊娠しにくい状態は維持されます。

過度なダイエットは当然無理がたたって、今度はリバウンド現象を引き起こしてしまいます。

妊娠しやすくするためには、専門家のダイエットサポートや

継続的なフォローが非常に重要で、妊娠率・出産率に影響をあたえてくるといえるでしょう。

 

 

 

不妊に関するお悩みご質問にご丁寧にお答えしていきます。

不妊症

 

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、自然妊娠カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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