子供ができると夫婦関係は不満足に 二人目不妊リスクは高い |

子供ができると夫婦関係は不満足に 二人目不妊リスクは高い

仲良しファミリー

一人目はすぐに出来たど、二人目が2年経っても授かりません…

二人目不妊で悩む方はすくなくありません。

1人目の時は、何もしなくても、困ることなく授かったのに。周囲と比べると、うちだけ1人。

兄弟を作ってあげられない事への負い目も感じやすくなります。

一人目を産んだ女性、ご夫婦に起きてくる変化や異変などもあります。

二人目不妊についてと、その原因になっている部分、精神的な部分や夫婦関係への変化や

対処法などをご紹介していきます。

 

二人目不妊の定義

二人目不妊は一人目が生まれた後、定期的な性交渉をしているにも関わらず、

2年を経過しても、二人目の赤ちゃんが授からない身体の状態を言います。

定義的としては、2年以上赤ちゃんが授からないという

不妊と 変わるものではありませんが、一人目と、二人目の時では、 女性を取り巻く環境も変わり、

身体の体質も大きく変わっていることがあります。

 

一般的に言われている二人目不妊の原因を紹介致していきます。

 

二人目不妊の原因となるもの

【加齢】

二人目不妊の原因で最も多いと言われる要因でもあります。

お一人目を産んだときから月日が経過し、それに伴う卵子の老化が

考えられています。

これから説明する精子や卵子の質の低下とも深い関連性があります。

男性も女性も年齢とともに妊娠率は低下していきます。

 

【精子の質の低下】

精子の質・量共に加齢と共に衰えていきます。

男性の場合は、女性の閉経のように大きな生殖機能の変化は少ないですが、

男性も男性ホルモンの影響をうけ、生活習慣やストレスによって

精子の運動率の低下、寿命の長さに影響がでています。

 

【卵子の質の低下】

一般的に卵子の質の低下は、30才をピークに始まり、

40才以降で顕著になるといわれています。

また、一人目を産んだ後と前では、出産後はホルモンバランスの変化に伴う、

身体のいたるところにダメージを受けていて、

その影響をうけています。また、産後は育児も増え、以前よりも

女性にかかる負担が大きくストレスもたまりやすい上に、

体と心を休めるゆとりがなくなってしまいます。

そうすることによって卵子の質が低下しやすくなります。

 

【セックス回数の減少】

一人目の時にくらべ、新鮮な気持ちで性交渉に励むことができましたが、

夫婦で一緒にいる期間が長くなり、マンネリ化して、性交渉の回数が減少します。

また、産後は女性のホルモンバランスも変わり、

パートナーから体を触られるのも嫌、

女であるより、母親である役割を重視する傾向もあるようです。

 

【子育て中の男女のホルモン変化】

子どもを産んでからは、女性は妊娠しようとするよりも、

子育てモードに突入します。

慣れない子育て、夜泣きなどで疲れからも性欲も落ちがちです。

男性も赤ちゃんの泣き声をきくと男性ホルモン値が低下するという事もおきます。

 

子どもができると夫婦関係は不満足度高まってしまう

2003年のメタ解析された研究では、夫婦において子どもができる事と、

人生の満足度の関係性を調べた研究があります。(1)

それによると、子供が生まれたことによって、結婚関係に対する満足度が低下してしまいます。

子供がいる人は子供がいない人に比べて、結婚に対する満足度が低くなり、

その満足度の低下は男性よりも女性の方が大きいのです。女性の方が妊娠し子供を産んだことで、

結婚において満足度が下ががるため結婚した夫に対しても良い関係を築くためにはそれなりに

取り組みがないと、2人目を授かりたいと思いながらも、難しくなるのは当然でしょう。

女性は性生活といっても以前のようなラブラブな状態や、恋人のような関りはかなり難しく、

本当に子どものため2人目のためにといった気持ちが高まりやすく

妊活目的の性生活にもなりやすくなってしまうストレスも予測できます。

女性の方が子供を産むことによって女性は幸福度が減り、(2)(3)不健康へと舵を切りやすくなってしまいます。

結婚生活への満足度も減ってしまうし、夫婦関係も不満を抱えやすいため、気をつけたいところですね。

妊娠しやすさには、やはり、夫婦の愛情や、性生活においてはムードとかも大事です。

何より、楽しい毎日とか満足した生活というのが女性にとって心身ともにいい状態で過ごすには

大切ですものね。

女性がサポートを得られる社会でもあって欲しい。でも今のライフスタイルって

女性が孤独に育児や家事に追い込まれている気もしますよね。

 

女性は家事に仕事に育児でストレス

男性は小さい頃から、母親が家事や育児をしてきている姿をみるため、

やはり主に男性のすることではないみたいな感覚をどこかでもっている傾向があります。

もちろんイクメンといわれるように、家事に子育てに参加する男性もいるでしょう。

でもそれ以上に頑張って家事も仕事も育児もとまじめに取り組む女性ほど

ストレスも抱え疲れてしまう事でしょう。

中には夫が大きな子どものように感じられることだってあるかもしれません。

夫婦関係で亀裂が入りやすいのが家事の分担が行われていない事だとも言われています。

まずは、家事の分担などで支え合う事から取り組み、夫婦生活が充足するようにすることも

2人目不妊回避へとつながりやすいのではないでしょうか。

 

まとめ

このように二人目不妊の原因は様々です。

女性側だけでなく、男性の側にも、子どもを授かってから環境や関係が変化しています。

 

加齢とともに、生殖機能は次第に衰えていってしまうのは仕方がありません。

そのためには、身体の老化を防ぎ、子宮や卵巣機能の低下を防止することを心がける必要があります。

細胞の修復力を高め、生活習慣を見直しながら、老化を防ぐ栄養素の摂取や食事の工夫もできますね。

 

心身の疲れから自律神経も乱れがちになり、

以前はなかった生殖系への影響となって現れ出ているともいえるでしょう。

女性は心の幸福度が下がれば、体への影響だってどうしても出てきます。

 

疲れたままで、自分のことはいつも二の次、三の次

そのまま放置すれば、心も体も冷え切って、固くなってしまいます。

妊娠には、きらきら輝く卵子と、ぽかぽかあったかいふっかふかの子宮が必要です。

 

仕事も頑張って、子育てもして、主婦として、妻として、嫁として、いろいろな役割をがんばりすぎるあなたへ。

 

自分のことは後回しで、いろいろ頑張ってきている、

人には優しく、自分には厳しくなりすぎているというサインかもしれませんね。

夫婦で生活の中で、分担したり、話し合って協力し合うという取り組みとともに、

夫を頼りながら妊活をしていってくださいね。まずは、あなたの心と体を癒し、大切にしてあげましょう。

 

(1)https://onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1111/j.1741-3737.2003.00574.x Parenthood and Marital Satisfaction: A Meta‐Analytic Review

(2)A Global Perspective on Happiness and Fertility https://onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1111/j.1728-4457.2011.00389.x

(3)https://harvardmagazine.com/2007/01/the-science-of-happiness.html

 

 

 

 

 

よくある不妊症Q&A

 

 

 

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、自然妊娠カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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