生理前に卵巣が腫れる?チクチク痛むときの対処法 |

生理前に卵巣が腫れる?チクチク痛むときの対処法

生理前に卵巣が腫れて、チクチクとした痛みを感じるという方はいらっしゃるでしょうか。

卵巣が腫れていると聞くと、少し不安な気持ちになりますよね。月経前に卵巣が腫れてしまうのはどうしてでしょうか。

生理前に卵巣が腫れる原因などについてみていきましょう。

 

卵巣とは?

卵巣は1対で、大きさも形もアーモンドくらいの大きさのかわいい臓器です。

卵巣の内部には卵胞という多くの小さな袋があります。

それぞれの卵胞は卵母細胞という未熟な卵子を含み、一層以上の卵胞上皮に包まれています。

卵子が成長し、卵胞内で成熟するにつれ、卵胞は大きくなり、卵胞上皮の間に卵胞液の溜まった洞を作ります。

この状態の卵胞を胞状卵胞といい、卵母細胞は成熟し、卵巣から排出される準備が整います。卵

巣からの排出を排卵と言います。

 

生理前に卵巣が腫れる原因とは

生理前に卵巣が腫れている感じがするとか思っている女性は意外に多いようです。

では、何故生理前に卵巣が腫れると感じるのでしょうか。

 

排卵誘発剤の影響

「排卵誘発剤」を服用している場合は、月経前に卵巣がはれやすくなります。

排卵誘発剤は、名の通り、排卵を誘発させるので、腫れを起こしやすくなるのです。

不妊治療の副作用の部分でもあります。

 

ストレスの影響

ストレスがあると自律神経の乱れを引き起こし、ホルモンの分泌や調整がうまく働かなくなってしまいます。

自律神経は全身の臓器の機能の調節をしています。

ストレスを生じると、自律神経のバランスを崩し、様々な身体の機能が低下してしまいます。

ストレスやホルモンバランスが乱れると、生理の期間がおかしくなることがありますよね。

月経の周期が変わるだけじゃなく、負担が卵巣に行くこともあるので要注意しましょう。

 

冷えによる影響

冷えは女性の身体に悪影響を及ぼします。

身体が冷えると、全身、各臓器に血液が回り切れなくなります。

循環が悪くなることで、尿や老廃物を溜めこみやすくなり、下半身がむくむことがあります。

そのため、卵巣も腫れを起こしやすくなるのです。

 

3生理以外に卵巣がはれる原因

①OHSS(卵巣過剰刺激症候群)

OHSS(卵巣過剰刺激症候群)は、お腹や胸の水分が増える・吐き気・下腹部の違和感などの症状がみられます。

卵巣の通常の大きさは3㎝くらいです。しかし、OHSS(卵巣過剰刺激症候群)により、腫れてしまった

卵巣は10㎝にもなることがあるようです。卵巣の活動がある「18~38歳」でやせ型、

さらに卵胞の数が多い人に発症しやすいと言われています。

お腹の中にある臓器が、3倍にもなってしまうなんで、少し怖いですね・・・。

 

 

②卵巣嚢腫

卵巣嚢腫の原因ははっきりしたものは、まだ解明されておらず分かりません。

卵巣嚢腫の9割は良性腫瘍であると言われています。

卵巣は沈黙の臓器と言われています。自覚症状がみられた場合は重症となっていることもあります。

卵巣嚢腫は4~5㎝の大きさになると手術の適応となることもあります。また、

嚢腫が大きくなると、腹痛、腰痛や卵巣の根元がねじれて、「卵巣茎捻転」を起こしてしまうことがあります。

 

卵巣に腫れがある時に気を付けること

①身体を冷やさない

身体を冷やしてしまうと、血行が悪くなり、腫れが引きにくくなります。

卵巣自体は、体温より高めであると言われています。

現代のライフスタイルでは運動も不足しがちでストレスフルなので

体は冷えやすい。冷えの改善を心がけましょう。

 

②痛みを我慢しない

身体を温めても効果がなく、痛みや違和感が継続してしまうと辛いですよね。

痛みや違和感が継続する場合は、我慢せず、医師に相談し、

医師に症状にあった鎮痛剤を処方してもらいましょう。症状に合わせ、適宜内服をして、我慢しすぎないようにしましょう。

常に内服している薬がある場合は、飲み合わせもありますので、

医師に相談する際は、お薬手帳をもって受診しましょう。

また、慢性的な痛みは日頃から瞑想などを心がけていくと軽減していくので、

取り組んでみてくださいね。

鎮痛剤を使用していると、種類にもよりますが不妊リスクを高めてしまうものもあります。

 

③食事を改善しよう

痛みや違和感が継続してしまうと、ストレスが溜まってきてしまいますよね。

ストレスを食事で軽減させましょう。「セロトニン」はストレスを軽減させてくれる効果があると言われています。

「セロトニン」が含まれている食材としては、大豆、豆乳、マグロなどです。

セロトニンの含まれた食材を取り入れながら、食事を楽しみましょう。

炎症反応を抑えて痛みを軽減してくれる効果がある食材も積極的に取り込んでいきましょう。

地中海式食事療法はとても参考になるので取り入れてみてください。

 

 

まとめ

生理前の卵巣の腫れ、気を付けることなどお話ししてきましたが、いかがでしたでしょうか。

卵巣に腫れがある時に気を付けることについてお話ししました。

卵巣の腫れから、痛みや違和感があり、安静にしていても改善せず、不安が強くなることもあると思います。

卵巣が腫れている場合は、まず、専門機関を受診し、医師の診察を受け、指示を受けることが大切です。

女性は生理周期に合わせて、卵巣の腫れは多少見られます。

しかし、生理周期以外の原因で腫れが起きている場合は、症状が痛みや違和感がみられた場合は、

病状が悪化している可能性もあります。

症状が悪化してしまっている場合は、手術などの処置が必要となってしまうこともあるかもしれません。

妊娠を望む女性にとって、卵巣はとても大切な臓器ですので、手術は避けたいですよね。

妊娠していないのに、腹部に痛みがある、膨満感がある、

お腹が張るなどの症状がみられる場合は、早めに産婦人科などの専門機関を受診したり、

自分でできるセルフケアも心がけていきましょう。

 

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、自然妊娠カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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