潜在意識で妊娠する 無意識自動思考をキャッチしよう

潜在意識で妊娠する 無意識自動思考をキャッチしよう

私たちのマインドはいつも思考をポンポンポンポンと考えついては繰り返しています。

そんなストレスのもとになっているのが自動思考と言われる

ふと心に浮かぶ思考が認知に歪みがおきてネガティブな感情と身体的な反応を伴うような思考です。

うつの原因は反芻思考だといわれています。

こういった自動思考をとらえて、意識してバイアスをなくすよう捉えなおしをしていくことで

メンタルは改善しますし、なんと妊娠もできるようになっていきます。

心が変わる事で、妊娠できるなんてちょっと信じられないかもしれませんが、

認知行動療法といった心理的介入によってストレス度の低下、妊娠率の向上は

信頼できる研究でも明らかにされています。(1

潜在意識をうまく使って妊娠していくことは妊活のスタンダードになればいいなと思います。

どう考えるのか、その人がどう感じるのかは

認知次第となるのですが、そこには潜在意識である自己イメージが影響してきているから。

 

自動思考でネガティブ 私はダメだ!癖は危険

パッと浮かぶ自動思考は、自己イメージがもとに浮かんでくる思考なので

本当に無意識に行ってしまうもの。そして、何度も繰り返すと心の癖となって危険です。

なんどもネガティブな事を繰り返すとストレス度は高まってしまうからです。

不妊という問題は、人生に関わる大きな問題であり、

さらに頑張っているのに妊娠できないストレスはもちろんですが、それが

自己イメージが低下していくと、そのうちに自分自身の存在がダメだとか、

価値がないといった事と結び付けるようになってしまい、鬱々としてきたりモチベーションが下がり

行動をすることがへっていってどうせ私は・・・となってしまいます。

この無意識な状態を放っておくと、ますます悪循環にもなっていきます。

ストレスと不妊とは関係があるからです。そのため、自分の中で浮かんでくる思考、

自動思考をキャッチしてまずは自分の思考や物事・状況をどうとらえているのか

今まで無意識に何度繰り返してしまうストレスをキャッチするトレーニングをしていきましょう。

認知行動療法も同じ感じで、まずは自分がどんな状況や体験にどういった思考をして

どういった感情を持ち身体反応がどうなってどんな行動をとるのかを丁寧に客観的に捉える様に

していきます。そのため、似たような効果としてマインドフルネス瞑想も効果的と言えます。

 

不妊で悩むとストレス度はますます高まる

不妊でストレスを抱えている人は妊活中では約9割ほどの人が抱え、不妊治療中場合は

ほとんどは適切なストレスケアができている状態とはいえないという事も研究で言われています。

あなたも八方塞がりな感じを感じているかもしれません。

こういったストレスを生み出す自動思考のアンバランスを整えるように

取り組むケアを受けたり、自分でセルフケアできるようにしていきましょう。

自動思考キャッチトレーニングは認知行動療法で、

セラピーに使われる技法で2017年には大規模なメタ解析されていて

信頼性がたかくストレスケアに有効なものになります。

 

非合理的な思考はしないようにしようと思っただけで簡単に変えられるのではなく、

かなり無意識に自動化されてしまっているため、自分にとって良くない思考でも

どんどん繰り返してしまう上に、本人がそれに気づかないという点が問題です。

あぁ、いつまで私はこんな生活を続けなきゃいけないんだろう。

また来月も生理がきたらおちこむなぁ。妊娠できない私はダメだ。

今までこんなにしてきたのに全部無駄だぁ。私が相手でなかったら夫は幸せだっただろうに。

こういった自動思考は都度ストレスを生み出します。

でもこういった自動思考は人は1日に50000もしているといわれています。

ものすごい量の思考が浮かんでいるうえに、そのなかに自分をいためつける思考ばかり

になっては心も体も不健康になってしまいますよね。

 

自動思考のキャッチの仕方

紙にメモするようにしていくと、あなたの自動思考も捉えやすくなりますね。

ちょっと面倒と思うかもしれませんが、こうして取り組むことで

ストレス軽減効果もとても高いのでぜひやってみましょう。

 

まずは簡単に

状況とストレス反応について書いてみましょう。

 

どんな事がおきて、それに対してどういったストレス反応が起きたのかです。

例えば、

(状況)生理が来た→

(ストレス反応) 妊娠できなかったから悲しくて、せっかくやったのに私はダメだと思った。

いつまでこの生活が続くのかと思うと不安になってしまった。

そうしたら気持ちが落ち着かなくてネット検索をしたくなってずっと検索して、寝るのが遅くなっていた。

 

こんな感じに 自分が状況からどんな事を考え、それによってどんな感情・気分になって

体にはどんな反応がおきたり、どんな行動をとったのかといった部分も振り返ってみるとよいでしょう。

 

潜在意識は自己イメージに沿った思考をさせてしまう

この思考を変えていくという作業は地道に行っていくととても効果的にはなっていきますが、

もともと思考は自己イメージに沿って行われるため、

自己イメージを高める様な取り組みをしておく事で効果的になっていきます。

自己イメージが低く、いつも不満を感じていたり、いつも孤独を感じていたり

いつも頑張っても欲しいものは手に入らないという自己イメージを持っていると

認知のバイアスを整えていくことがとても難しいのです。

そのため、催眠療法などに取り組んでみるのも効果的でしょう。

催眠療法についても科学的根拠がありとても有効な方法です。

 

参考文献

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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