根拠がない妊活が人気!まさかの妊娠率低下? |

根拠がない妊活が人気!まさかの妊娠率低下?

妊活をしていると、不妊治療に進むのは期待値として高く、案外すんなり受け入れやすいです。そして治療の前からも妊活サプリや妊活ティー、そして漢方薬などもとても人気かもしれません。

日本以外でも不妊は世界的な問題になっています。

妊娠しやすくするために代替え医療を用いるケースも多いですが、韓国の研究でも不妊で悩む女性が有効なケアよりもまだ研究でも明らかになっていない他の妊活を多く取り入れる傾向があるとのことです。(1

 

妊活で代替医療(漢方薬と妊活サプリ)は人気

韓国での不妊で悩む女性が不妊治療以外に取り入れている代替療法では、わりと日本に近い傾向があるように感じます。

地理的にも近いため文化や歴史もアジア系で比較的うけている影響も大きいように感じます。

例えば、韓国の不妊女性が好んで取り入れている妊活のものというと、研究への参加者の63.5%が治療以外の代替医療を用いていて、その割合がとても高いということです。

この割合は、アイルランド(46%)、レバノン(41%)、米国(29%)、および英国(40%)のレポートと比較して高いという事です。

一方、オーストラリア(76%)ウガンダ(66%)、台湾(96%)、トルコ(82%)で見られるものよりも低かったようです。いったい日本はどれくらいでしょうか・・・。ただ、実際、妊活中の方とお話ししていても、妊活というと取り入れている人は多い気はしますね。

その中でも韓国では、漢方は特に人気で、またマルチビタミンなどの妊活サプリもとても人気なようです。

 

韓国では高麗人参や黒ラズベリーにハーブティーも

韓国は日本に近いため、わりと妊活に用いられているものがに通っています。半身浴や、温泉浴、そしてハーブティーや

ブラックラズベリーも人気のようです。

日本でも、温活、そして子宝温泉など温活・冷え取りなどもとても人気ですよね。

 

そして漢方薬も多く用いられていますが、欧米では用いるケースも少ないですね。

ハーバード大学の研究では高麗人参は結構バッサリと妊娠には効果的ではないと切られていました・・・。

そして、非証拠がない医薬品のような一般的な使用例がみられていて特に注意が必要だといわれています。

日本でも妊活用のルイボスティーやタンポポ茶などなども・・・。

他マルチビタミンなどサプリも好まれています。ただ、従来の医薬品と同時に使用されると悪影響を引き起こす可能性もあったり、

それらが負の作用を起こしてしまう事すらあります。(2

漢方薬についてもネガティブな報告もされていて、科学的には評価が低いのが漢方や鍼灸です。(3)(4

不妊鍼灸は妊娠や出産にプラスかというとそうでもなく、わからないですし、鍼を指す場所などを特定することや手技を同じにすることが

同一にすることができず効果を一定にすることもできないのです。ただ、若干不妊ストレスの緩和に有効とはされている感じです。

 

妊活中の女性が色々取り組むのが一般的に

こういった代替医療を用いるケースは不妊歴が2年くらいしていて自分の体について自分の病気や身体状態を理解しているほど用いてなんとか状況を変えようとしている傾向が強いことがわかります。

そして、こういったものを取り入れている人ほど、セルフケアにも力をいれていて食事や運動、睡眠などにも気をつけている傾向がでています。

ただ、漢方薬も、マルチビタミンにしても研究でどういったレベルなら安全とか出産率にプラスの影響がでているのかといった事はまだ研究ででていません。妊活サプリについては、ビタミンなどを複合してとることがかえって抗酸化作用が強まってしまい酸化と還元の作用のバランスが崩れてしまうという事もいわれています。

まずは、食事のみなおしや睡眠の見直し、そして、妊活ではストレスや不安が問題視されています。

ある程度根拠があるアプローチで妊活では取り組みながら、また大規模な信頼できる研究が出てきてくれることを願うばかりですね。

妊活では、女性は、妊娠するために何か自分で取り組もうとする意識が高くもっています。

せっかくなので効果が出やすい事から取り組んでみる事で、頑張ったのが報われるという形になったらいいなと思います。

 

代替医療との付き合い方

リフレクソロジー、漢方薬、不妊鍼灸、妊活サプリ、エクオールなど自然食品から補助食品など、ものによっては体外受精や顕微授精での同時進行の使用で妊娠率を30%も低下させていたといいます。(3

ひとえに漢方薬といっても全てではないでしょうし、不妊鍼灸には有害性がない事もいわれてはいるものの出生にプラスかどうかもわかりません。またサプリや補助食品にいたっては食品ごと違うもので、何なら良くて何なら逆効果なのかわかりにくいのもあります。よくはわからないものも多いのです。

悪循環になってしまってもいけませんしね。まずはできることから生活習慣の改善からとりくみましょう。

妊活情報にも今後も注意が必要ですね。

 

参考文献

(1). 2019; 19: 301.Published online 2019 Nov 6. doi: 10.1186/s12906-019-2727-x

(2) 2017 Oct 5;18(10). pii: E2098. doi: 10.3390/ijms18102098.Reductive Stress in Inflammation-Associated Diseases and the Pro-Oxidant Effect of Antioxidant Agents.

(3) 2009 Jul;24(7):1626-31. doi: 10.1093/humrep/dep077. Epub 2009 Apr 9.Use of complementary and alternative medicines associated with a 30% lower ongoing pregnancy/live birth rate during 12 months of fertility treatment.

(4) 2018 May 15;18(1):158. doi: 10.1186/s12906-018-2224-7.Evidence for the use of complementary and alternative medicines during fertility treatment: a scoping review.

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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