卵子の質改善に食べないと損する妊活フルーツ ブルーベリー

卵子の質改善に食べないと損する妊活フルーツ ブルーベリー

ブルーベリーをはじめベリー類にはポリフェノールが豊富。

アンチエイジングにはぴったりの妊活フードとしてブルーベリーは一押しです。

DNAの損傷レベルの回復にも効果ありとされているため、卵子や精子などの生殖細胞にも

期待ができそう。抗酸化作用や抗炎症作用によって妊娠率が高まるため、

毎日の食事の中にふんだんに生の野菜や果物を取り入れていきたいところ。

そのなかでも積極的にとりたいのがブルーベリー!

 

ベリー類の摂取で心疾患のリスクが減る!

過去のベリー系の論文から質が高い45件を厳選したメタ分析によると、(1)ベリー類の摂取が

心疾患リスクを高める要素のコレステロール、中性脂肪、血圧、BMI、などい変化がどうですのかをみています。

妊娠したい人にとって、心疾患のリスクって関係あるの?と思うかもしれませんが、

不妊には生活スタイルの影響して細胞の老化と関係があります。

そのため、体格や血圧などによっても妊娠率や流産率なども変わってきます。

ベリーの摂取により、悪玉コレステロールが減って善玉が増える、

中性脂肪の減少、最高血圧も-2 mmHg低下など糖尿病やメタボ、高血圧の人で効果が出ています。

他にも老化のもととなる炎症反応の改善も見られています。

 

抗酸化作用が高く腸内環境も良くするベリー類

ベリー類に含まれるポリフェノールはアンチエイジングには外せないところ。

ポリフェノールが大事なのは抗酸化作用が高く、癌や糖尿病をはじめ様々な病気や、

老化予防にも効果的。アンチエイジングを考える必要性がある妊活では

絶対に外せないところですね。

ポリフェノールってのは、食物繊維と同じように腸内細菌のエサになって、

妊娠しやすい体つくりをサポートしてくれています。

ポリフェノールと腸の影響には

ポリフェノール自体が腸内細菌のバランスを変えるというものもあれば、

ポリフェノールが腸内細菌に分解されて、健康に役立つ物質を生み出してくれるという働きもあります。

ベリー類でいえば、アントシアニンやカテキンなどが乳酸菌の量を増やしてくれます。(2)

さらにブドウ球菌のようにからあにとっては悪い有害な菌を減らしてくれる働きもあります(3)

ベリー類は体の抗酸化作用を高め、さらに腸内環境を整える事からも妊娠しやすさをサポートしてくれる

スーパーアンチエイジングの食べ物といえます。

 

まとめ

妊活中には細胞のアンチエイジングに欠かせないブルーベリーをはじめベリー類をふんだんに

取り入れてみましょう。でも食べだしたからといってすぐに効果が出るわけではないので

新鮮な野菜や果物などと合わせながら継続するようにしましょう。

妊娠率を高めるという事で有名な地中海式食事療法も参考に食事内容の見直しをどうぞ。

 

参考文献

(1) 2018 Feb 21;9(2):740-757. doi: 10.1039/c7fo01551h.Association between berries intake and cardiovascular diseases risk factors: a systematic review with meta-analysis and trial sequential analysis of randomized controlled trials.

(2)Six-Week Consumption of a Wild Blueberry Powder Drink Increases Bifidobacteria in the Human Gut Publication Date (Web):November 7, 2011

(3)Berry phenolics selectively inhibit the growth of intestinal pathogens First published: 04 February 2005

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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